焙焼デキストリンおよびブリティッシュガム
焙焼度合いにより白色デキストリンと黄色デキストリンがあります。また、無酸またはアルカリ添加の状態で焙焼し、加水分解したブリティッシュガムがあります。 |
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白色デキストリン
可溶性でんぷんと呼ばれる低分解物より90%近い冷水可溶性成分のものまであり、その分子量分布は非常に広く、D−グルコースより低分子オリゴサッカライドまで含んでいます。加水分解の初期には、分子間凝集力の大きいゲル化力の強い低粘性のでんぷんが得られます。また加水分解が進むにつれて、冷水可溶性成分が高くなり、粘度安定性の高いものが得られます。 |
黄色デキストリン
白色デキストリンがさらに加水分解されると,徐々に黄色に変化し,冷水可溶性成分は98%以上となって再重合を起こし、複雑な分子構造を示します。その結果、黄色デキストリンは高濃度でも水に溶解し、その溶液は安定し、優れた接着力や均一な塗膜を形成します。 |
ブリティッシュガム
酸焙焼法によるデキストリンと比べ分子量の大きい高分岐状分子構造のものが得られます。これらは溶解性に富み、粘度が高く、しかも安定で保水力の高い特性が得られます。 |
酵素変性デキストリン
マルトデキストリンと総称され、でんぷんを酵素を用いて高温液化法により加水分解し、脱臭・脱色および脱イオン処理などの精製の後、噴霧乾燥し美しい球状の白色粉末として製品化します。この分解方法は、条件が極めて温和であるため、比較的均質な状態に分解することが可能です。冷水にも容易に溶解でき、高濃度の溶液を作ることが出来ます。 |
酸分解でんぷん
でんぷんを無機酸または有機酸で処理すると、粒子の非結晶構造部が分解され、でんぷん固有の膨潤能が低下し、可溶性となります。この製品は冷水には溶解せず、加熱により低粘度の糊液となるのでThin Boiling Starch とも 呼ばれ、吸湿性の少ない光沢のある皮膜形成します。また、分解度を調節することにより、冷却時にゲル化の強い特殊な製品にすることもできます。 |
酸化でんぷん
酸化剤がでんぷん粒子の内部に浸透し、非結晶部分を破壊し、結晶部分まで酸化反応が及びます。そして,その酸化反応が進行するにつれて,短鎖長になり溶解性が増してきます.このため糊液の安定性,透明性,浸透性が向上するとともに,アニオン性の官能基により,保護コロイド作用を示します。 |